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四季の恋人

ヘチマコロンのユニークな宣伝活動の一例として、新聞社やレコード会社とのタイアップがあります。今でこそ、ごく普通に行われているキャンペーンですが、昭和初期には珍しい、画期的な宣伝活動と言えるでしょう。

流行歌「四季の恋人」は、東京朝日新聞社広告部が懸賞募集した「ヘチマコロンの歌」の当選歌です。歌うのは、結城道子。「思い出峠」や「おもいで日記」などのヒット曲がある流行歌手で、上原敏や東海林太郎とのデュエットでも有名でした。伴奏は日本ポリドール管弦楽団。なんとも懐かしい、レトロな歌を、歌詞を見ながらぜひ聴いてみてください。

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