StoryOur storyヘチマコロン物語
民間伝承のヘチマ水が「ヘチマコロン」として、自然派の本格化粧品として新発売されたのは大正4年(1915)です。明治が終わって都市文化が花開き、女性の意識が変わり、よりよい暮らし、消費文明に目覚めた時代。そんな時代の風を背に受けて、「ヘチマコロン」は船出していったのです・・・。
83話
気がつけば、秋があぶない。
今、地球のスポーツが熱いけど、地球も暑い。国連事務総長は言いました。「地球温暖化の時代は終わった。“地球沸騰化”の時代が到来した」と。気候変動に詳しいある学者は「・・・これからの日本は春と秋が極端に短く、寒い冬と暑い夏がメインの『二季の国』になっていくでしょう」と予告します。
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82話
記憶に残る、記録に残る。
特に、スー女(相撲好きの女子)ではないけれど、その若い力士は素直すぎてかっこいいなと思いました。前日ケガをして優勝を諦めかけた時、記録はいいいから記憶に残る相撲を取れ、おまえなら出来る!と言われて奮起、見事に優勝したからです。
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81話
無理をしないで、私は、私に出来ること。
中学生の少女は、もう「涙も出ない」と言った。青年は、故郷の海が「鬼に見えた」と語った。別々に避難所生活を送る母は、「春になれば家族一緒に暮らせるかしら・・・」と、チカラなく小さく微笑んだ。テレビのニュースが伝える能登半島地震の被災地の毎日。
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80話
さあマスクを外して、シン・呼吸だよ。
マスク着用は個人判断になりました。とは言っても、もう3年間も着け続けていれば、習慣というか、顔の一部というか。着けるメリットも生まれるわけで。マスクを顔パンツ、と呼んだ方がいましたが、わかる気がしますね。いまさら顔のすべてを晒すなんて・・・。
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79話
お仕事も、“推し”ごとも。
自分にとって“イチオシ”の人や物事などの「推し」に対して、情熱を注ぐ「推し活」を、“推し”ごと、と呼ぶ人もいるそうです。「今日の予定は?」「ゴメン、“推し”ごと」なんて、使い方が出来るからでしょう。好きやファンを超えて、熱中・熱狂的な、推し。
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78話
おかえり、わたし。
長い、長い旅から帰ってきた気分でしょうか。おかえり、わたし。お疲れさま、みんな。ようやくコロナウイルスと折り合いをつけて、ほぼほぼ戻ってきた日常。街に活気が戻ってきました。海外からの旅行者も増え、観光地、ホテル・旅館、飲食店も、少し元気になってきました。
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77話
それでも、負けないよ。
最近、世界の「男女平等ランキング」が発表されまして、日本は116位だそうです(WEFジェンダーギャップ報告書2022)。これは主要先進国で最下位だとか。また、世界全体が男女平等を達成するには、あと132年かかると指摘しました。ワオ〜、そんなに長生きできないですよ。
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76話
持続可能な私をめざして
雨にも負けず、風邪にも負けず、花粉にも、値上げラッシュにも、新種のコロナウイルスにも負けない丈夫な体と、したたかでしなやかな心を持ち、たとえ世界幸福度ランキングが54位の国に暮らしても、持続可能なシアワセをめざして、コツコツ小さなシアワセをコレクションしたい。平和、平穏、無事をかみしめたいと、つくづく思うのです。
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75話
ちょっといい、すごくいい。
もっと便利に。もっと豊かに。もっとしあわせに・・・。もっと、もっとは、私たちを前進させるエンジンでもありますね。みんなで進もう。意義なし。でもそのペースは、もっと、もっと、ゆっくりでもいいのでは?立ち止まっても、時には後退してもいいのでは?「ただただ忙しい人生は、不毛なだけです」とはソクラテスの言葉。2000年も前に見抜かれちゃった。
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74話
リバーシブルに暮らそう。
例えば、表面と裏面でそれぞれ異なるデザインや機能が施してあるジャケットやコートがありますね。一着で二つのデザインが楽しめるうれしさ、便利さ。これに習って、暮らしをリバーシブル仕様にしたら・・・。表面はコロナ仕様、裏面はノーマル仕様。ささっと、どちらにも対応できるリバーシブル・ライフは、どうでしょう?
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73話
泣いたり、笑ったり、怒ったり。
その4年に一度のスポーツ大イベントでは、嬉しくて悔しくて泣いたり、大きく小さく笑ったりのアスリートだけではなく、観る私たちも、はらはらどきどき、イケイケ、そうだ、と心は躍りました。あの二刀流の野球選手の活躍は、絶賛ショータイム、拍手喝采、スカッとしました。その笑顔力、人間力は、もう泣きそうです。
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72話
もう~いいかい、まあだだよ~。
大波小波のコロナ禍が日常になって。再開したいことは色々ありますが、でも敵もしぶとい。ここは「じっと我慢の大人」です。ワクチン接種も始まり、海外ではマスクなしの外出も始まっています。あとは「時間の問題」です。今できることを、できる範囲で、できるだけ。あせらず、時を見極めましょう。
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71話
さあ、後ずさりしながら、未来へ。
フランスの詩人ポール・ヴァレリーは言いました。人は後ろ向きに未来に入っていくと。「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来に入っていく。目に映るのは過去の風景ばかり、明日の景色は誰もしらない」。災難の行方は誰にも分からない。確実に分かる方法もない。予想も展望もつかない。だから私たちは、過去を振り返りながら、学びながら、後ずさりしながら未来に入っていく。
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70話
お帰りなさい、大正ロマン。
コロナ禍でモヤモヤしていた気分をスカッとさせるように、いま大ヒット中のあのアニメ。映画館ではマスクの上にティッシュを乗せて涙腺崩壊を防いでいる、なんて語る女性もいました。この人気アニメの時代背景は、大正時代。一方で「昭和レトロ」ブームも依然として元気です。純喫茶やカセットテープ、発売相次ぐLPレコードなど。「進化形レトロ」を名乗るカフェや銭湯も登場しています。
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69話
ニューノーマルを、楽しもう。
新商品、新発売、新登場・・・新しい○○は、何かワクワクするものを印象づけるものでした。でも昨今の新しい生活様式は・・・なんだかね。やむを得ず感とか、押しつけられている感とかがあって。しかもハラハラと隣り合わせでは、あまり気乗りがしません。でも帰り道はもうないなら、これを楽しむしかないかな。ニューノーマル。新しい生活様式。ポストコロナ社会。もはや世界は、これまで通りではない。毎日そんな論調を目にします。
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68話
どこにも行かない、贅沢。
家に帰るとほっとする。ああ、おうちっていいな。最高だな。そうなのです。ホームリゾート、おうちが一番快適な場所なのです。どこも行く必要ないのです。不要不急の外出では?と冷視されるより、おもいっきりおうちを楽しむ。TVもお風呂もゲームもある。家族や友人や知人にはオンラインで繋がっている。いつでも会える。それは、とっても贅沢なことだったのです。
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67話
やっぱり、ねえ。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティ様。あなたはやさしい顔で、書くことすごい!でも、謎の失踪劇や別ペンネームでの執筆など、何よりあなたが一番のミステリーですね。ミステリーとは、謎、神秘、不思議などの意味の他、「謎解き」を楽しむ推理小説に使われます。ストーリーの中に謎の仕掛けがあり、クライマックスであっと驚く展開。そうだったのか、やっぱりと、納得させてくれるのがミステリーです。
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66話
幸せに、なろうね。
国連の関連団体が毎年発表する「世界幸福度ランキング2019」で、日本は調査開始以来最悪の58位となりました。これは各国の人々に「どれくらい幸せと感じているか」を評価してもらった調査に加え、GDP、平均余命、寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度といった要素をもとに幸福度を計ります。この調査結果は、いま自分が感じているハッピーな気分の度合いを表わすものではないにしても、幸福度が世界58位の国に住んで、果たして幸せになれるのだろうかと、つい思ってしまいますね。
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65話
さようなら、こんにちは。
出会いがあって、時の営みがあって、やがて別れがくる。だからそれは、こんにちは、さようなら。でも逆の、一秒の途切れもない、さようなら、こんにちは、の瞬間に立ち会えたことは、幸運なことかもしれませんね。平成ヨさようなら、令和ヨこんにちは。しかも明るく元気に言えるのがまたいいですね。時代が変わった。平成に置いていくもの、元カレ。令和でみつけるもの、新カレ、なんてね。
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64話
ところで、あなたは何人ですか?
教育者、小児科医、料理人、経営者、会計士、音楽家、デザイナー、その他…。これらをすべてやってのけられる特別な人。彼女の名はホームメーカー(家事担当者)。という賛辞の言葉(『アメリカの心』学生社)に接して、なるほど!と手を打ち、また気づいたのです。主婦とは家事担当者とは、7人のプロフェッショナルと同じであると。
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63話
未来が、過去を、決めるんだよ
通常の時の流れで言うと、過去・現在・未来が正しいと思うのです。映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、主人公の少年はタイムマシンに乗って過去に行ったけど、父と母が結婚しないと自分の存在が消滅してしまうので、なんとか手助けしたわけです。
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62話
上を向いて。前を向いて。
例えば見つめられた時、うつむくという仕草。これは恋をしているか、好意をもっていることを表している。そんな暗黙の了解があって、ドラマの演出などで用いられてきたのですが・・・最近は事情が変わったようですね。例えば見つめられた時、うつむく仕草。
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