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さあ、後ずさりしながら、未来へ。

フランスの詩人ポール・ヴァレリーは言いました。人は後ろ向きに未来に入っていくと。「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来に入っていく。目に映るのは過去の風景ばかり、明日の景色は誰もしらない」。災難の行方は誰にも分からない。確実に分かる方法もない。予想も展望もつかない。だから私たちは、過去を振り返りながら、学びながら、後ずさりしながら未来に入っていく。なるほどね。コロナ禍の現在の気分に、なんだかぴったりくる言葉ですね。でも実は100年前に言った言葉だそうです。

2年目に入り、まだまだ先が見通せないコロナ生活。正しく恐れる。密閉、密接、密集の三密がダメなら、あんみつ、ハチミツ、秘密に変えてみる。濃厚接触がダメでなら、“農耕”接触に変えてみるとか。マスクを外してしゃべっても、黙食・黙飲しなくてもいい場所がありますよ。それは・・・オンライン。買い物、会議、友人・知人とのやりとり、遠方家族との会話、公的機関への申請、病院の診察、観劇、コンサート、旅行、フィットネス・・・。この便利さは、なるほど!新発見。もうコロナ終息後もやめられないのでは。ありふれた日常が、今は奇跡だったようにも思えるのですが、大丈夫。焦らず、無理せず、冷静に、後ずさりで未来に進みましょう。

気がつけばコロナ禍が終わっている。そんな光が待ち遠しいのも確か。古くは、夜半から夜明けまでの時の推移を「あかつき」「しののめ」「あけぼの」「あさぼらけ」と区分してきました。今が太陽の昇る前のほの暗い「暁(あかつき)」なのか、ほのぼのと夜が明け始める「曙(あけぼの)」なのか分かりませんが、間違いなく日はまた昇るのです。

「コロナ太り」という言葉が生まれ、外出自粛で若い女性の美意識が低下してしまったと思われがちですが、実は逆で、多くの女性が時間的余裕から「自分磨き」に取り組んでいるようです。おうち時間で美意識が上がっている。そして常に自分に寄り添い、いざという時に背中を押してくれる秘密の公式や道具がありそうです。おうち時間×オンライン=Free、在宅×給与+バイト=Happyとか。カタチのあるモノ・ないモノ、あなたの希望と結びついた「とっておき」はなんですか?女性の美意識を、100年間支えてきたヘチマコロン。いつも定位置にあって常に女性に寄り添い、自分磨き、キレイ磨きをお手伝い。「素肌よ輝け!コロンの守る素肌でこそ・・・」そんなお守りでありたい、あり続けたい、ヘチマコロンです。

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