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ワイルド女子とマイルド男子

09年話題の新語や流行語を眺めていた時に、気づいたのです。発見したのです。あるイメージが浮かんできたのです。とにかく元気で、自然なままに、興味のウィングをどんどん広げている女子たち。一方、ひたすらやさしく、なで肩に、どんどん牙が丸くなっていく男子たち。それを「ワイルド女子とマイルド男子」と名付けてみました。

「アシュラー」とは、別名仏像ガール。国宝阿修羅像に魅せられた若い女性が大量発生したのです。「歴女」は特に戦国時代の武将や、幕末の新撰組などが好きな女子のこと。「ノギャル」は農業をする渋谷系ギャル。「森ガール」は森にいそうな女の子で、『ミクシィ』のコミュニティサイトから火がつきました。「女子力」「女子力アップ」は、女性の、メイク、ファッション、センスに対するモチベーション、レベルなどを指す言葉。 主にJJ、CanCamなどを購読する層がよく使うようです。

一方男子は、「弁当男子」。自作のお弁当を職場などに持参する男性が増えています。「草食系男子」は、協調性が高く、家庭的でやさしいが、恋愛には積極的ではない男子。「オトメン(乙男)」は菅野文原作のマンガ。乙女的な趣味・考え方を持ち、料理・裁縫などに才能を発揮します。乙女的な心と、男らしさを兼ねそろえているそうですが。そして、「婚活」と「離活」。特にあの女性タレントの“未来系離婚”以来、高条件の「離活」を目指す妻と離婚におびえる夫、という構図が注目されているようです。

さて。アシュラーにも、ノギャルにも、森ガールにも、婚活女性にも、等しく冬はやってきます。この時期は、等しく肌が乾燥しがちです。またがんばりすぎて、ストレスや睡眠不足、疲れなどの内的要因でも、肌の水分を保つ力は弱まります。歴史や自然に目覚めたら、大正生まれのナチュラル系ヘチマコロンで、毎日、たっぷり水分を補給しましょう。

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