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お肌の曲がり角は、15歳。

「25歳はお肌の曲がり角」というフレーズが生まれたのは、もう60年も前だそうです。「婚約指輪は給料の3ヶ月分」とか「バレンタインデーにはチョコレートを」とかと同じくらいに、世の定説となっていたようですが・・・最近この「25歳説」が「曲がり角」に来ているらしく、どんどん低年齢化。いまや「15歳説」が、生理学的にも有力になっているという話です。

15~6歳と言えば、思春期、青春真っ盛り、先生も紫外線も怖くない天下無敵の女子高生。お肌はピチピチのはずですが、どうやら食生活の欧米化が、お肌の曲がり角を早めているとか。そしてもう一つの原因は、メイクデビューの低年齢化。雑誌やTVで小学生や中学生のためのメイク法が紹介され、10代からばっちりメイクなんて今や常識。スッピン高校生を探すほうが難しい時代になりました。10代と言えばまだまだ「お肌の成長期」。もっとも肌の新陳代謝のよいはずのこの時期にメイクをすることで、肌本来の再生能力を早く弱めてしまっているのです。しかもお肌に必要なケアの知識がないのに、メイク技術だけが上達していくのだから、肌にいいわけがありません。そして親が甘いのか、好き嫌いや偏食、お姉さん世代は飲酒や喫煙、不規則な生活、ストレス、紫外線などなど。様々な生活環境の悪化がお肌の曲がり角を早める原因となっています。時々やっているでしょ?メイクを落とさないで眠るなんてことを。

10代後半説、25歳説、30歳説などもありますから、断定はできませんが、一つの説としてお肌によく言い聞かせましょう。「廊下は走っても、老化を走ってはダメ」。食という字は、人に良いと書きます。バランスのよい食事と、よい睡眠と、お肌にたっぷりうるおいを。ヘチマコロンが全力で、曲がった人もこれからの人も、お肌の老化曲線をなだらかにするお手伝いをします。

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