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夢を見ようよ、語ろうよ。

夢がない、夢を語らない若者が増えているそうです。女性でも男性でも、「15~29歳の8割以上が、仕事で十分な収入が得られるかどうかや、老後に年金を受け取れるかどうかに不安を感じている」(2012年版「子ども・若者白書」)時代に、夢なんて・・・と言われそうです。

情報がふえすぎて、あらゆるリスクが想定できてしまうのでしょう。「夢なんて考えるだけ無駄、夢を持つ事が重荷です」「普通の人には夢なんてないんだよ」と答える若者には驚きますが、お金を使わない、海外に興味がない、テレビを見ない、車を買わない、酒を飲まない若者たち。裏返せば、夢も希望も持てない時代だからでしょうか・・・。

夢のない若者が多いのは、夢のない大人が多いからだ、という意見もあります。「夢を持ちなさい」と言う両親、先生、親戚、社会で出会う大人たち。あなたは、はたして夢を追いかけ、叶えていたのですかと。反論の余地のないご意見。それでも言いたいのです、だから「自分の夢」を追いかけようと。その少年は6年生の時既に夢を具体化していました。夢が具体的になれば、後は努力するだけです。作文に書きました。「ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。・・・ぼくは3歳の時から練習を始めています。3年生の時から今までは、365日中360日ははげしい練習をやっています。」(イチロー選手の作文より)

しっかりとした意志をもつ人も多いでしょう。夢はかなう可能性があって持てるもの。今の状況では、挫折したら・・・と迷う人もいるでしょう。でも「実際にどう生きたかは大した問題ではないのです。大切なのはどんな人生を夢見たかということだけなの」(ココ・シャネル) 「まず初めに夢を見なければ、何も起こらない」(カール・サンドバーグ)と人生の先輩たちは教えてくれます。「自分の悪いところは全部個性になるし、人生で犯してきた間違いが魅力になるの」(アンジェリーナ・ジョリー)と、躊躇する心に女優は勇気をくれますね。

さあ、若者も、大人も夢を語りましょう。ボーボワールは言いました。「人は女に生まれない。女になるのだ」と。だからヘチマコロンも言いました。「女性はきれいに生まれない。きれいになるのだ」と。あなたのきれいになる夢を、毎日、しっかりとサポートします。

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