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作法とか、ルールとか。

先日、あるライブコンサートに行きました。お約束のアンコールタイムになった時、3分以上拍手しても出てこない。今日はナシかな?と思ったら・・・やっと出てきて総立ち大盛り上がり。終わって会場を出たら、本日の演目にアンコール曲も記載されていました。ああ、ライブを楽しむ作法、ルールなのだなと思いました。

人付き合いを円滑にする作法がある。基本のルールがある。必要なマナーがある。時代が変わっても、変えてはいけない、変わってはいけない心得があると思うのです。

ルールのない相撲や柔道はただのケンカだし、印籠の出てこない水戸黄門はルール違反でしょう。ちょっとルーズになりがちな行儀作法や礼儀作法、朝のラッシュ時の化粧マナーもなんとかしたい。なんてえらそうなことは言いません。ただ、作法を知っているか否かで「道」が分かれるケースもあるようですよ。例えば、就活時の面接作法。ノックは3回、失礼しますと言って入室、勝手に座らない、手は膝の上で軽く握る、背はもたれない・・・など。まあマニュアルに書いてありますけどね。例えばビジネスメール作法。件名は簡潔に、短文・改行で読みやすく、用件はシンプルに、誤変換には気をつけて・・・など。これで仕事が円滑に進むなら、作法はぜひ身につけたいものです。

恋愛の作法・極意は、いろいろな方が語っているので、ぜひ調べて習得してください。「愛とは決して後悔しないこと。映画:ある愛の詩」「大恋愛も、堪え忍ぶことが大切です。ココ・シャネル」 「恋人同士のケンカは、恋の更新である。テレンティウス:詩人」「・・・どんなときにでも、相手にうっとうしく思わせないのが、『恋愛の武士道』である。宇野千代」「曲線美は、剣より強し。メイ・ウエスト:米女優」「恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。ロマン・ロラン」・・・なるほどですが、分かっていても、作法どおりに行かないのが恋、でしょうか。

さて、時代が変わっても、変えてはいけない、変わってはいけないキレイの作法と言えば、ヘチマコロンでしょう。朝夕、鏡に向かって、キレイになあれと唱えて、たっぷりうるおす。そんな100年変わらない作法、ルール、心得、決まりは、変えないでくださいね。昔から、女性がキレイでなるために伝わる極意ですから。

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