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3つの幸。

10年が一昔なら、もう遥か昔の話ですが。バブル期と呼ばれた時代に、女性が求める3つの幸、結婚の条件に「3高」というのがありました。つまり、高学歴、高収入、高身長、が幸せの条件だと。誰もがイケイケの時代、当時は夢物語ではなかったということでしょうか。時が流れて、景気は一気にナイアガラ。「3高」の後に出された条件が、「3平」でしたね。平均的な収入、平均的な見た目、平穏な性格、の3つを備えた「3平」の男子こそが、私の白馬の王子様だと。

その後「4低」大好き、と言われたのはいつだったか。低姿勢…威張らない偉そうな態度をとらない。低依存…家のことを妻に丸投げしない。低リスク…リストラの心配がなく安定した仕事に就いている。低燃費…浪費家ではなく趣味にお金をかけない。一方「3温」とは、優しさがある、愛してくれる、安心感がある、の3つが揃ってハッピーとのこと。高校生~大学生に対して行ったある調査から出た女性の気持ちとか。草食男子が流行った後に言われたのは「3強」男子でしたね。生活・不景気・身体が強い男性のこと。軟弱な人サヨウナラ、強い人コンニチハ。私を幸せに連れてって~♪

さらに「3生」に賛成・・・とは、比較的最近のことらしいのですが。生存力…家庭内トラブルに対処できる力がある。生活力…妻に頼らず家事をこなす力がある。生産力…新しいものを生み出す力・人脈・人望がある。そして、きた~。恋愛は家電選びと同じ。イマドキ女子が求める条件は「3NO」男子だと。暴力をしない、借金をしない、浮気をしない。あの「3高」から較べると、ずいぶんハードルが下がった気もしますが、“リスク”をさけるマドキ女子の本音でしょうか。バブル期と、その後の経済の停滞、若者の働き方・結婚観の変化などで、3つの幸を高望みしない傾向にあるようです。まあこれ以上は、ハードルを下げようがない気もしますが・・・。

その点、ヘチマコロンの約束はずっと明快です。すでに昭和初期に、3つの幸――それは、豊かな素肌の輝き×気高い自然美×生き生きとした永遠の青春だと。時代に媚びて、ハードルを下げる必要はありませんよ、お肌は高望みしてください。あなたの永遠のキレイのためにね。

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