68話
どこにも行かない、贅沢。
家に帰るとほっとする。ああ、おうちっていいな。最高だな。そうなのです。ホームリゾート、おうちが一番快適な場所なのです。どこも行く必要ないのです。不要不急の外出では?と冷視されるより、おもいっきりおうちを楽しむ。TVもお風呂もゲームもある。家族や友人や知人にはオンラインで繋がっている。いつでも会える。それは、とっても贅沢なことだったのです。
だれも予想しなかった、コロナショック。新型コロナウイルスは感染を避ける。とにかく終わるのを待つ。これに尽きます。常々心がけている、作家・井上ひさしの印象的な言葉があります。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでもゆかいに」------やっぱり深いな。それで、コロナの現実をこの言葉に当てはめて見ると。早く終わらせる。そのためには、なるべく外出しない。おうちを楽しむ。まじめにゆかいに深く楽しむ。これに尽きると思うのは、少々強引でしょうか?
気づいたことがあります。引きこもりの人、土日ゴロゴロの人、出不精の人は、風向きが変わって、今や「巣ごもりの達人」と呼ばれそうですね。また、今年の流行語が一気に生まれた気がします。3密、ソーシャルディスタンス、不要不急、ステイホーム、telework、アベノマスク・・・。オンライン会議が流行っていますが、自宅なので最初は背景が丸見えだったり、宅配便が来て、慌てて会議を外したりと、けっこう笑えたとか。最近は学習したようですが。それでも一瞬で一変した環境は、新鮮でもありますね。
また、感染しなくても、つらい人々がたくさんいます。学校に行けない。仕事がない。医療に従事・・・。でも誰もが望むことは、コロナの早い終息。そのために今できることは、できるだけ外出しない。できるだけ接触しない。そしてキレイを忘れない。それが私たちにできること。夜明けのこない夜はない。ジャンプするには、しゃがむではないですか。だから今がふんばりどころ。希望はあります。希望の光は、見えます。
ヘチマコロンは、いつの時代も女性に光を、希望を与えてきました。「輝かしい光 希望にみちた初夏 生き生きした女性の装ひ 頬も 肌も ヘチマコロンの賜です」。お肌に希望は、はっきり見えますね。ほら。希望の化粧水、ヘチマコロン。