75話
ちょっといい、すごくいい。
もっと便利に。もっと豊かに。もっとしあわせに・・・。もっと、もっとは、私たちを前進させるエンジンでもありますね。みんなで進もう。意義なし。でもそのペースは、もっと、もっと、ゆっくりでもいいのでは?立ち止まっても、時には後退してもいいのでは?「ただただ忙しい人生は、不毛なだけです」とはソクラテスの言葉。2000年も前に見抜かれちゃった。そして「過去の国」にも、「未来の国」にも、「青い鳥」はいないよと、あの童話は暗示しました。何気ない現在にいるという、しあわせの青い鳥。コロナ禍の今こそ、不自由な楽しさを、気づかないハッピーを、見つめ直したいものです。
かくも長き巣ごもり生活。慣れたくなかったこんな生活。変幻自在でしぶとい新型コロナウイルス。もうたくさんだ。そんな嘆きも聞こえてきそうです。先がみえない不安。そんな時は、先を見なければいい。コロナ関連だけを考えて疲れるなら、考えなければいい。「ほかのこと」を優先すればいいと思うのです。ちょっといい手を考えたのです。止まったり、振り向いたり、目線を下げると、見えないものが見えたりするように、しあわせのハードルをちょっと下げてみる。すると気づかなかった、ちょっといいことが色々と発見できそうです。コーヒーは私を元気にする魔法の飲み物だった。部屋の鏡はずっと美しい人しか映さないみたい。お風呂で各地の温泉巡りができていた。美味しいモノはいつも心をホッコリさせてくれる。いつもは気にも止めない、当たり前のこと、そんなところに、実はしあわせがゴロゴロ。今日は特にいいこともなかった?いやいや、なにもなかったしあわせ、天災も感染もトラブルもなくてよかった、めでたしめでたしなのです。
そして、なんとなく退屈かなと感じたら、ちょっとだけ変化を試してみる。コーヒーを紅茶に変えてみる。YouTubeでヨガを始める。失敗したら戻せばいい。ちょっといいこと、ちょっとリッチ、ちょっとの変化、それはすごくいいことだと、気づいたのです。
ちょっといい、ヘチマコロン。だから・・・子供も母親も、若きも、老いも、すべての人が使える 若い方をなほ美しくし 中年の方をなほ若々しくし 老人の方をなほ気高くする 外国人もすばらしさに驚く国民的化粧水。お肌にちょっといい、気がつけばすごくいい。100年も愛されてきたのが何よりの証明ですね。人生に小さなしあわせ、お肌に大きなしあわせ。ヘチマコロンで、しあわせにね。